7種類のお香を生地、餡子、そして表面にまで使用し米粉、名前にあるきび粉、黒糖を生地に使用し、餡子は北海道産小豆を使用。
供饌菓子としても平時甘味また贈答用にも使っていただける唐菓子です。
毎月1日と15日に製造しております。
吉備供饌黏臍-きびぐせんてんせい-
●供饌(ぐせん)とは
仏門の神様にお供えする食べ物
●黏臍(てんせい)とは
からくだもの(唐果物)
黏(ねばる)臍(へそ)と書いてドーナツ型の米粉を使用した唐菓子八種類の中の一つ
黏の黍(きび)という文字が米に変わって 粘る になった
●岡山(吉備の国)の黍(きび)で作ったお供え唐菓子
●厳格な製造工程
●唐果物(からくだもの)とは
唐菓子・唐菓物(からくだもの)は、唐朝から伝わったという菓子。米粉や小麦粉などの粉類に甘葛(あまずら)の汁など甘味料を加えてこね、果物の形を造った後、最後に油で揚げた製菓をさす
●八種唐菓子とは
・梅枝(ばい・し)
米の粉を水で練り、ゆでて梅の枝のように成形し、油で揚げたもの。
・桃枝(とう・し)
梅枝と同様に作り、桃の枝のように成形したもの。
・餲餬(かっ・こ/かんこ)
小麦粉をこねて蝎虫(サソリないしキクイムシとされる)の形とし、焼くか蒸したもの。かっぺい(「ぺい」は餅)とも呼ばれる。
・桂心(けい・しん)
作り方が不明。モチ米の粉にシナモンを混ぜて水で練り、ゆでて法冠のように成形し、油で揚げたものとも。
・黏臍(てん・ぜい/てん・せい/でん・せい)
小麦粉をこねてくぼみをつけて臍に似せ、油で調理したものと推定された例がある。
・饆饠(ひち・ら/ひら)
米、アワ、キビなどの粉を薄く成形して焼いた、煎餅のようなもの。
・鎚子(つい・し)
米の粉を弾丸状に丸めて煮たもの。
・歓喜団(かん・ぎ・だん/かんきだん)